バイクのタイプ別タンデム特性

アメリカン ◯

タンデムシートもちゃんとついていて、ライダーよりも高い位置にある場合も多く、後ろでも視界が広い。
シーシーバーにヘッドレストなどがあると背もたれになるのも安全性が高いポイント。
振動が大きいのは慣れるまでは少し大変かも。
サイドバッグを使っている場合は、脚に干渉しないか事前に確認しておくこと。

ビッグスクーター ◎

タンデムシートも大きく、グラブバーなども標準装備が多い。
他のタイプのバイクと比べてもタンデムしやすいと言える。
女性は男性よりも荷物が増えがちなので、シート下の積載の高さもポイント。

ツアラー ◎

長距離ツーリングが目的にされたツアラーモデルは、タンデムでもゆったり座れるシートになっていることが多い。
トップケースとの相性も良く、背もたれ&積載として活躍してくれる。
パワーもあるので二人ぶんの重さも苦にせず加速もできる。

 

ネイキッド △〜◯

車種によるところが多いが、ポイントはタンデムシートの大きさとグラブバー。
だいたい排気量の多いバイクの方が、シートも大きくなっていることが多い。
詳しくは、パーツ別タンデムのしやすさを見て考えて見てください。

 

オフロード ×

そもそも、タンデムなんて考えて作られていないバイク。
できたとしても、ライダーとの距離が近すぎて運転しにくい。シートも高く、乗り降りも大変。
運転している方も後ろに乗っている方も苦痛を感じるので、オススメはできません。

 

スーパースポーツ △

タンデムシートとは名ばかりの小さなスペースしかないものが多く、タンデムにおすすめとはとても言えないバイク。
ライダー自身は前傾姿勢になるため、後ろに乗る彼女との距離も大きくなり、乗っている方は不安を感じやすい。
タンデムでは、低速でのコントロールが重要になるが、SSは低速が苦手というのも難しいポイントです。