パーツ別タンデムしやすさ

タンデムシート(大きさ)

タンデムシートが小さいものは長時間乗っている場合の疲労が大きくなりがちなため、小さいよりは大きい方が楽です。
オフロード車やスーパースポーツのタイプはシートが小さいので、すぐにお尻が痛くなってしまいます。
逆に、シート形状の問題で脚を大きく開かないといけないバイクがありますが、これも疲労の原因となります。シルバーウィングのシート形状とかがこれに該当します。

シートの高さ

運転手よりもシートが1段高くなっているモデルは、視界も広いのでタンデムでも十分に景色を楽しむことができます。
大体のバイクはライダーもタンデマーもシートの高さはほとんど変わらず、なおかつ後ろに乗る女性の方が背が低いことが多いため、多くの場合は後ろからは正面の様子は見にくくなります。
その場合は、どちらかに首を傾けて肩越しに見ている方が多いようです。
また、オフロード車のように車高自体が高いのは乗り降り自体が負担になります。

 

グラブバー

タンデムシートの左右のあたりに、掴むためのバーがついているものがあります。二人乗りでもこのグラブバーを掴むことができれば、体勢も安定しやすくなるので、疲労の軽減に役立ちます。
ただし、このグラブバーがマフラーの近くになるような場合は要注意。うっかりするとマフラーを触って大火傷をしてしまいます。

 

タンデムステップ

脚を乗せるステップですが、1人で乗っているばかりだと存在すら知らない場合も。
普段は折りたたまれていることが多いので、乗る前に忘れずに出しておきましょう。