服装の注意

ヘルメット

当然必要なものですが、普通はタンデム用のヘルメットなんて持っていないもの。彼女が原付に乗るなどで持っていればそれを使用すればいいけど、ない場合は別途用意しないといけません。ただし、半ヘルは安全性から見て避けたほうがいいです。

安全性を考えればフルフェイスが一番ということは変わりませんが、ライダーがオープンフェイスやジェットヘルなのにタンデマーがフルフェイスというのも少しおかしいですし、バイクとの兼ね合いもありますよね。
ライダーと同水準、同タイプのものを選べば、まず大丈夫です。

ヘルメットのあごひもをしめるのは、最初は勝手がわからないもの。ここは、彼女の手を取って教えてあげるなり、しめてあげるなりしてあげましょう。

本格的にはくるぶしまでの高さのある靴がいいとされていますが、まずは初めてバイクに乗るということであればスニーカーで十分。
靴紐はきちんと結んで、結び目が長く出ていて巻き込みの心配があるようであれば、紐の間に押し込むなどして邪魔にならないようにしておきましょう。

間違ってもヒールのあるものはやめておきましょう。

グローブ

万が一転倒などした場合に、真っ先に地面に着くのが手です。アスファルトで擦りむいたりするのは危険なので、何かグローブや手袋はつけておきましょう。軍手でも素手よりはましですが、見た目もよろしくはないので、夏場は千円程度で買えるメッシュグローブなどを用意してあげた方がいいでしょう。

帽子

ヘルメットをかぶっていると、髪型は当然ながら崩れてぺったんこになってしまいます。
ヘルメットを取って休憩するときなどは、帽子を持っていっておくと便利。

積載の都合もあるので、立体的なものではなくたためるようなものがいいでしょう。

夏の服装

彼女のことを思うなら、危険がないようにするのが第一条件。

しっかり走るならバイク用のジャケットを用意したいところですが、そこまでの用意はまだいらないという場合は、手持ちのものでOK。
ただし、安全のためにも、夏場の暑い時期でも肌の露出がない服装を。
また、男性と違って女性は日に焼けるのをできるだけ避けたいもの。バイクは思いの外、日に当たるので、長袖は必須です。

下はジーンズなどで十分、上はサマーパーカーなど、羽織えるようなものが便利。バタバタするものは疲労の原因にもなるので、避けたほうがいいですね。

グローブくらいは1000円程度で買えるバイク用のメッシュグローブを用意してもいいかも。

冬の服装

あえて冬に初めてのタンデムをする必要はないかと思いますが、寒いので防寒だけはしっかりと。とはいえ、丈の長いロングコートなどはバイクに乗りにくいのでオススメできません。ダウンジャケットにブーツなどで大丈夫です。

春・秋の服装

長袖を着るなど、肌の露出がないようにするのは夏と同じですが、バイクに乗っていると走行風で思ったよりも体が冷えるものです。
山に行けば平地よりも涼しくなりますし、海に行けば海風にあたることになります。
体温調整ができるように、上に1枚余分に羽織れるものを用意しておくことをオススメします。

 

いずれにしても、本格的に乗るようになれば、ちゃんとしたバイク用のジャケットを用意したいですね。
「また乗りたい!」と言ってもらえるように、楽しいバイクツーリングにしていきましょう!