乗り降りの仕方

二人乗りの時に一番転倒する可能性が高いのが、この乗り降りの瞬間です。ベテランライダーでもドキっとする瞬間があるので、気を抜かずに丁寧に乗り降りしましょう。

乗り方

基本は運転手が先に乗っていて、あとから後ろに乗るパターンです。

1 タンデムステップが左右両方だす。
2 運転手がバイクにまたがり、サイドスタンドはたてておく。
3 準備ができたら、ハンドルをしっかり握り、両足を地面につけ、「乗っていいよ」と合図を出す。
4 タンデマーは、運転手の左肩を左手で持ち、左足を左のタンデムステップに乗せて、右足を持ち上げる形でバイクにまたがる。
5 タンデマーが安定したのを確認したら、バイクを起こしてサイドスタンドを払う

サイドスタンドを立てると傾斜がつきすぎて乗りにくい場合は、しっかり両手両足で踏ん張ってバイクを固定させて、素早く乗ってもらいましょう。

アメリカンやスクーターなど、タンデムシートが大きくてまたがりにくいものは、先に彼女を乗せてから自分が乗ってもOK。

 

降り方

基本は後ろの人が先に降りて、ライダーは後から降りるパターン。

1 平らで固くて濡れていない地面の上で停止する
2 サイドスタンドを出しておく
3 準備ができたら、ハンドルをしっかり握り、両足を地面につけ、「降りていいよ」と合図を出す
4 タンデマーは運転手の肩を持ってタンデムスタップに立ち、右足からバイクをまたぐようにして降りる
5 タンデマーが安全に降りたことを確認して、バイクを降りる。

ショルダーバッグなどを持っていると、バイクのどこかに引っ掛けたりするので注意してください。