腰に腕をまわしてギュッと…なんて期待するけど、運転が非常に難しくなるので、やめたほうがいいです。
一番大事なのは、ニーグリップ。
シートやライダーの腰やお尻のあたりを、両膝で挟んで体を固定させるということを、最初に教えておきましょう。（自分の運転のしやすさのためにも）
特にコーナリングについては、不必要に体を傾けないでいいようにするためにもニーグリップが重要です。
スピードが速かったり、減速をしてGがかかるような時にもニーグリップ。
とにかく「ちょっと怖いと思ったらニーグリップ」と言っておきましょう。
そうすると、運転している方も「あ、今のはちょっと怖かったんだな」ということがニーグリップの強さを通して感じられるようになります。
手の方は、グラブバーがあればそちらを握って、体を安定させましょう。
もしくは、運転手の腰のあたりを掴んでおいてもOK。掴みやすくするためのタンデムベルトという道具もあります。
片方の手で腰を掴み、反対側の手でグラブバーを掴むというやり方もあります。これだと、加速でも減速でもバランスが取りやすくなります。
ちなみに、肩に手を置かれるのも運転が結構しにくいもの。やっぱり、グラブバーか腰のあたりが一番です。